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2022.10.26
Column
光脱毛とニードル脱毛による前処理とアフターケアの方法
光脱毛やニードル脱毛を行う前に適切に毛の処理を行っておくことで、その脱毛効果が高まります。前処理を行うことでサロンでのシェービングも必要なくなるので、施術時間もより長くなるでしょう。施術を受けた後は、アフターケアを行うことが大切です。今回は、光脱毛とニードル脱毛による適切な前処理とアフターケアの方法をご紹介します。
光脱毛・ニードル脱毛の前処理の正しい方法
光脱毛の施術を受ける前には、毛をできるだけ綺麗に剃って毛根だけを残すことで、その脱毛効果を高めることができます。光脱毛は、メラニン色素に反応する光を照射することで脱毛を行う方法です。毛の根っこにある「毛乳頭」まで光のエネルギーが届くことで組織が凝固し、毛の成長を抑制する、というのが光脱毛の原理です。そのため、ほとんど見えない程度に毛を剃れば毛根に光が作用しやすくなり、高い脱毛効果が得られます。
ニードル脱毛の施術を受ける前には、毛を3~5ミリ程度残しておくのが理想的です。ニードル脱毛では、ムダ毛が生えている毛穴に直接微弱電流や高周波を流します。すると毛根部が刺激され、そこからはムダ毛が生えてこなくなる、というのがニードル脱毛の原理です。
毛が多少生えている方が毛穴の確認がしやすいため、前処理で3~5ミリ程度残しておけば脱毛効果が高まります。メラニン色素が薄い産毛に対しても作用するため、綺麗に剃る必要はありません。
前処理を行うベストなタイミングとは
光脱毛を受ける場合、前処理はなるべく施術の前日に行うことをお勧めします。施術当日に毛を剃ってしまうと肌が敏感になり、脱毛による肌への負担が大きくなります。前日に丁寧に前処理しておけば、毛が成長しきる前に施術可能です。自己処理のタイミングが早すぎてしまうと毛が成長してしまい、かえって脱毛効果が薄れます。
また、毛に光が反応してしまうことによるやけどや炎症のリスクも増えるので、注意しなければなりません。ニードル脱毛の前処理は施術の数日前に行うのが理想的です。そうすれば毛が成長するので、施術時に肉眼で毛穴が確認しやすくなります。前日に綺麗に剃ってしまうと産毛が確認しづらくなり、産毛の脱毛を完全に行えないこともあるので注意してください。
光脱毛・ニードル脱毛後に行うべきアフターケア
光脱毛やニードル脱毛を行った後はアフターケアを行うことが大切です。アフターケアは、脱毛後に起きる炎症のリスクを抑えることができます。脱毛後の肌は水分量が減少するため、乾燥しやすいです。肌が乾燥するとバリア機能が低下して刺激に敏感になり、肌トラブルが起きやすくなります。
乾燥を防ぐためには、ローションやボディクリームで保湿することが大切です。保湿を行えば肌がやわらかくなり、次回受ける脱毛の効果も高まります。また、バリア機能の低下による悪影響を防ぐためには日焼け止めや日傘、帽子などによる紫外線対策が重要です。赤みや炎症、痛みを感じた場合には冷やすようにしてください。
今回のまとめ
光脱毛を受ける場合、施術の前日に毛をほとんど見えない程度に剃ることが理想です。光が毛根に作用しやすくなるため、脱毛効果が高まります。ニードル脱毛を受ける場合、施術の数日前に毛を整えておくと良いです。施術がしやすくなり、産毛も適切に脱毛できます。施術後の肌は敏感な状態なので、適切にアフターケアを行うことが重要です。保湿や紫外線対策を行うことで、炎症が起きるリスクを減らすことができます。